製品規格


JIS規格では、JIS H 3300の中で、建築配管用銅管として銅管が規定されており、わが国の銅管の基準になっています。しかし、給水装置分野で使用する銅管は水道事業体の管理下に置かれているので、日本水道協会規格品が多く使用されています。そのため現在JIS規格に基づく銅管は、主として給湯用または受水槽以降の給水管として広く使用されています。

日本水道協会規格の裸銅管とJIS規格の銅管は検査項目の一部と表示内容が異なるのみで、寸法、化学成分、機械的性能は全く同じです。

建築配管用銅管の規格 JIS H 3300
呼び径 基準外径 肉厚mm
(A) (B) (許容差)mm Kタイプ Lタイプ Mタイプ
8 1/4 9.52(±0.03) 0.89 0.76
10 3/8 12.70(±0.03) 1.24 0.89 0.64
15 1/2 15.88(±0.03) 1.24 1.02 0.71
5/8 19.05(±0.03) 1.24 1.07
20 3/4 22.22(±0.03) 1.65 1.14 0.81
25 1 28.58(±0.04) 1.65 1.27 0.89
32 11/4 34.92(±0.04) 1.65 1.40 1.07
40 11/2 41.28(±0.05) 1.83 1.52 1.24
50 2 53.98(±0.05) 2.11 1.78 1.47
65 21/2 66.68(±0.05) 2.03 1.65
80 3 79.38(±0.05) 2.29 1.83
100 4 104.78(±0.05) 2.79 2.41
125 5 130.18(±0.08) 3.18 2.77
150 6 155.58(±0.08) 3.56 3.10
備考1)呼び径は、(A)又は(B)のいずれかを用いる。ただし、必要に応じ(A)による場合にはA、(B)による場合にはBの記号をそれぞれの後に付けて区分する。
備考2)許容差とは、管の任意の断面で測った最大外径と最小外径の平均値と基準外径との差の許容限界をいう。


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